WEBテスト「玉手箱」「C-GAB」「Web-GAB」とは?出題傾向と対策方法

WEBテスト 転職・仕事
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就職活動、転職活動で必ず遭遇するWEBテスト。
数年前まではSPIが主流でしたが、ここ最近は「玉手箱」「GAB」を実施する企業も増えています。私も転職活動の際に自宅で受験するタイプの「Web-GAB」を受験しました。

この「Web-GAB」の受験にあたってインターネットで色々と調べましたが、「玉手箱」というキーワードもヒットしてきて、一体どんなテストなのかが良く分かりませんでした。

そこで、今回は私が実際に受験したWebテスト「Web-GAB」と「玉手箱」「C-GAB」の違いも含め、出題傾向と対策方法について解説したいと思います。

注意事項
本記事は私が受験した内容及び調査した内容をもとに作成したもので、受験する方に合わせて出題傾向が異なる場合があります。そのため、本記事はあくまでもご参考として活用していただければと思います。全ての受検者様に対応している内容ではあので、予めご注意ください。
また、 本記事を参考にして起こされた行動によってテスト受験者様に損害・不利益等が生じた場合でも、当方は一切責任を負いません。

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WEBテスト「Web-GAB」とは?「玉手箱」「C-GAB」との違いは?

結論からお話すると、「Web-GAB」はWEBテスト「玉手箱」の出題範囲の中から、言語「論理的読解力」と計数「図表の読み取り」の組合せで出題されるパターンの呼び名でした。

この「玉手箱」とは、日本SHL社が開発・販売している総合適性テストで、自宅で受験するWEB版の「玉手箱」と、会場に出向いて受験する「C-GAB」があります。

玉手箱の構成と出題内容

能力テスト

【 計数 】

図表の読み取り 29問/15分、40問/35分
四則逆算              50問/9分
表の空欄推測       20問/20分、35問/35分

【 言語 】

論理的読解(GAB形式)32問(8長文×4問)/15分、52問(13長文×4問)/25分
趣旨判定(IMAGES形式)32問(8長文×4問)/10分

【 英語 】

長文読解(IMAGES形式)24問(8長文×3問)/10分
論理的読解(GAB形式)24問(8長文×3問)/10分

性格 テスト

【パーソナリティ】

本格版 68問/約20分
簡易版 30問/時間制限なし

出題傾向について

「C-GAB」の出題傾向は「玉手箱」と同じですが、「Web-GAB」は能力テストが言語と計数のみになるなど、少し内容が異なります。また、同じWEBテストにSPIがありますが、GABとSPIは制限時間や問題内容が違っています。SPIだけでなく事前にしっかりとGAB用の対策をすることをおすすめします。

玉手箱・GABの特徴

とにかく時間が短い

1問あたりにかけられる時間がとても短いのが特徴です。
例えば、四則演算は制限時間9分で50問なので、単純に1問10秒程度で解かなくてはいけません。

企業によって科目や問題形式が異なる

先ほどお話したWeb-GABと呼ばれる言語「論理的読解力」と計数「図表の読み取り」の組み合せや、Web-RABと呼ばれる言語「論理的読解力」と計数「表の空欄の推測」の組合せなど、企業によってどの問題形式が出題されるかが違ってきます。

受験者ごとに問題が違う

玉手箱は多数の問題のストックがあり、受験者ごとに違った問題が出題されるそうです。そのため、複数の企業で玉手箱を受験した場合、同じ問題形式で出題されたとしても、同じ問題に当たるとは限りません。

電卓が使用できる

玉手箱では電卓が使用できます。
制限時間がとても短いので時間をロスしないよう、使い慣れた電卓で挑んでください。

「玉手箱」「C-GAB」「Web-GAB」の対策方法

玉手箱は、とにかく1問あたりにかけられる時間が短いのが特徴です。
なるべくたくさんの練習問題を解いて、まずは問題に慣れるという事が大切です。

また、実際のテストでは1問あたりの制限時間が設けられていないので、分からない問題で立ち止まっていると、その後の問題に手が付けられなくなってしまいます。

なるべく高得点を取るためにも、少し考えても分からない問題は飛ばし、どんどん問題を進めていくのがベターです。

まとめ

就職活動・転職活動では選考途中に適性検査が実施されることが多く、その中でも高いシェア率を誇っている玉手箱。
難易度が高いと言われていますが、出題傾向や問題形式をしっかりと理解し、繰り返し練習問題を解いておけば高得点も不可能ではありません。

私は中途採用での受験だったのですが、応募企業の出題傾向を調べ、出題の可能性が高い問題形式から対策した結果、受験までの日数が1週間足らずでしたが、何とか適性検査をクリアする事が出来ました。

今回は玉手箱・GABについての概要をお伝えしましたが、対策本やコラムなどはたくさんありますので、ぜひご自身にあった対策法を身につけWebテストに臨んでください。

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