転職活動中のRicoです。
ここ数年、中途採用の際に適性検査が実施される企業が増えてきましたよね。
その中でも、今回私が受験したのは「スカウター(https://tracs.jp)」というWEBテストです。
販売する株式会社スカウターのサイト(https://scouter.transition.jp/)を確認すると、「定着しない、成長しない、頑張らない人材を見分ける業界唯一の不適性検査®」といった説明があり、「能力検査」「資質検査」「精神分析」「定着検査」の4つの内容で構成されている様です。
私としては性格的な検査に対しては「一貫性を持って正直に答える」という事が重要だと思っているので、特に対策は必要ないというかできないと思っています。(嘘をついてもバレるし、後々自分が困るので)
なので、今回は受験前に、能力検査が実施された場合にあまりにも恥ずかしい点数にならないように…と思って、ネットで情報を探しましたが、公式サイト以外に全く情報が出てこなかったので、一通りSPI3-G(WEBテスティング)の出題範囲を中心に勉強しました。
実際に受験すると、上記の勉強では対応できない問題もありましたので、今日は私が受験した内容をもとに、どういった傾向で出題されるのかをお伝えしたいと思います。
注意事項
受験する方に合わせて出題傾向が異なる場合もあると思います。そのため、本記事はあくまでもご参考として活用していただければと思います。 全ての受検者様に対応している内容ではありませんので、予めご注意ください。
また、 本記事を参考にして起こされた行動によってテスト受験者様に損害・不利益等が生じた場合でも、当方は一切責任を負いません。
受験の流れ
- tracs.jpへアクセスし、受験IDとパスワードを入力してログイン
- 受ける検査を選択
- 試験開始
ログインすると、 受験する検査が表示されます。(複数ある場合は複数表示されます)
ここから検査開始のボタンをクリックするまでは検査はスタートしませんので、能力検査が実施されるのかどうかもこのタイミングで確認することができます。
「不適正スカウター®(https://tracs.jp)」の能力検査とは
この能力検査では、職務上の事務処理能力や理解力に影響する基礎的な学力の程度を「言語」と「計数・図形」の2軸で測定しているということです。(参考:https://scouter.transition.jp/aptitude-test)
出題数と制限時間
問題は30問(5肢択一式)で回答制限時間は30分となります。
単純計算で1問あたり1分となります。問題によっては時間がかかるものもありますので、「 単純な問題をいかに早く解けるか」いった点も重要なポイントとなります。
また、各問題に制限時間は設けられていないので、時間配分も重要になってきます。
そして、WEB試験の場合は電卓を使用するので、電卓にも慣れておかないと時間をロスしてしまうので注意しましょう。
では早速、実際の出題傾向をご紹介します。
言語問題
※【】内は参考になった対策本の種類です
- 多義語【SPI】
- 反対語 【SPI】
- 類義語 【SPI】
- 二語の関係性 【SPI】
- ことわざ・慣用句の使い方 【一般常識】
- 敬語の使い方 【一般常識】
- 語句の使い方 【一般常識】
- 文の並び替え 【SPI】
- 推論
例題 二語の関係性
例で示した2語の関係と同じ関係のものを選びなさい
例)野球:スポーツ
(ア)大豆:豆腐 (イ)天災:災害 (ウ)邦楽:洋楽
A アだけ B イだけ Cウだけ Dアとイ Eアとウ
正解:B
「 野球 」は色々ある「スポーツ」のなかの一種です。選択肢の中で同じ関係になるのは「 (イ)天災:災害 」だけ。
※本例題は実際に出題された内容とは異なります。参考として当サイトで作成した問題です。
非言語問題
※【】内は参考になった対策本の種類です
- 分数の計算【一般常識】
- 鶴亀算【SPI】
- 地図(方位)【SPI】
- 数列(階差数列)【SPI】
- 順列【SPI】
- 確率【SPI】
- 集合【SPI】
- 暗号問題(五十音表)【TG-WEB】【SPI】
- 装置と回路【SPI】
- 表の読み取り【SPI】
- 展開図【TG-WEB】
- 折り紙
- 法則性2個【CAB】
学習方法とまとめ
私はStudyProさんのサイトと書籍2冊を使用して勉強しました。
勉強に充てられる時間が2日間ほどしかなかったので、能力検査の結果はあまり良くなかったと思うのですが、何とか無事に適性検査を突破する事が出来ました。
転職の際には自己分析に面接対策、適性検査対策とやる事がたくさんあったり、なかなか上手くいかなくて心が折れそうになる時もありますが、希望の会社に入れるように一緒に頑張りましょう!